作品

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ナゾトキ学園七不思議

「人間がね、消えるらしいよ」 入学式の真っ只中。不意に彼女がそう囁いてきた。彼女曰く、この学校には七不思議があり、その一つが神隠しだという。 入学式を終え、ふと気づくと、そこに居たのは僕ひとりだった。 見回せども誰も居らず、人の声も物音もしない。どうして誰も居ないのだ。そう思った瞬間、彼女の言葉を思い出した。そう、正確には"僕が"居なくなったのだ・・・ 七不思議の謎を解きあかし、もとの世界に戻ることができるのか?

カフェ謎

マスターからのきまぐレター

「暇だな~。」行きつけのカフェで呟くと、私の前に、マスターがそっと手紙を置いた。 キョトンとした私をみると、グラスを拭きながら「暇なんでしょ?」と、不敵な笑みをこぼした。

作品

記憶の欠片~約束の場所~

電車に揺られて朝焼けを見ていた時、ふと、子供の頃を思い出した。 「ねぇ、○○ちゃん、ヒミツキチに行こう。」 「ねぇ、○○ちゃん、ふたりだけの秘密だからね。」 泣き虫なくせに頑固な幼馴染がいたのに、彼女のことが思い出せない。 覚えているのは、大喧嘩したことと、謝れなかった後悔だけ。 私達はなぜ喧嘩をした?そもそも、彼女との思い出って・・・私は急遽休みを取り、その足で故郷に向かった。

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ナゾ学祭を開会せよ!

「ガシャーン!!」 盛大な音と共にナゾ学祭のメインオブジェが壊れてしまった。 散乱したパーツ、バラバラの設計図。 ナゾ学祭の開会まであと15分。 オブジェを完成させ、ナゾ学祭を開会することができるのか・・・

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