
リミット30min
ある日、あなたの元に届いたのは一つの小箱とメッセージカード。「英知なるあなたへ。」とだけ書かれたメッセージカードを脇に置き、ゆっくりと蓋を開けてみると、そこにはむき出しコードが張り巡らされた箱、表面には禍々しく光る「30:00」の電子文字。 「時限爆弾だ。」 そう認識した瞬間、突如カウントダウンが開始される。29:59、58、57…どうやら考えている時間はないらしい。残された時間は30分。すべての謎を解き明かし、時限爆弾を解除せよ!
ある日、あなたの元に届いたのは一つの小箱とメッセージカード。「英知なるあなたへ。」とだけ書かれたメッセージカードを脇に置き、ゆっくりと蓋を開けてみると、そこにはむき出しコードが張り巡らされた箱、表面には禍々しく光る「30:00」の電子文字。 「時限爆弾だ。」 そう認識した瞬間、突如カウントダウンが開始される。29:59、58、57…どうやら考えている時間はないらしい。残された時間は30分。すべての謎を解き明かし、時限爆弾を解除せよ!
この村には一つのしきたりがあった。 『齢十五をむかえた者は、知恵の祠(ちえのほこら)へと向かい『賢者の書』を手に入れることで一人前と認める。』 十五の誕生日を迎える僕は、冒険の準備を始めた。
『はじめて食べたお菓子の味、覚えていますか?』 パティシエになって早幾年、私は長年の夢だった店を持つことができた。明日からの開店準備を終え一息ついていると、専門学校時代の先生が訪ねてきた。 「忙しい時に済まないね、君に作ってほしいお菓子があるんだ。」 先生は鞄からレシピをとりだした。
『朗読をはじめようとしていた時、久木田により出演者の大事なものが盗まれ謎を仕掛けられた。 このままでは幕が開けられない。開演までに久木田に提示された謎を解き、大事なものを取り返すことが今回の目的。』のはずだった。 しかし、久木田の謎をといて大事なものを取り返そうとしたその時、大事なものが本当になくなっていた。 真犯人をみつけ大事なものを取り返すこととなった。
本日は、ご来店いただき誠にありがとうございます。 ご注文いただきましたこのカフェセットは、 必ずSNS映えするという不思議なメニューです。 是非最後までお食事をお楽しみくださいませ。
『愛しき妻よ、君のためにこの本を残す』 僕は、廃屋となった曽祖父母の家らしい場所を訪れた。“らしい”というのは、この家のことをつい先日知ったからだ。 曾祖母がまだ女学生だった頃、両家の反対を押し切り結婚したが、曾祖父は若くして結核を患い、曾祖母も追うように結核で亡くなったらしく、埋葬だけ行い、家は今の今までそのままだったとか。 そんな話を聞きこの場所を訪れた僕は、曽祖父の部屋でこの本を見つけた。どうやら、曾祖父から曾祖母へあてたもののようだ。ぼくは、曾祖母に代わり、書の紐をゆっくりとほどいた。
下校しようとする私の視線の先に『奴』がいた。 「やぁ。先日、封印されし古城(※旧校舎)を調査していたら不思議な手紙を見つけてね。解読を試みたんだが、どうやら私とは術式が違うようで、手を焼いていたところなのだ。」 『この手紙の封印が解かれたということは、時が満ちたということだろう。』 私は手紙の一行目で頭を抱えた・・・この手紙の主も『中二病』だ。 「さて、状況は理解できたかな?我々でこの世界を救うとしよう」 私はまた、彼の厄介ごとに巻き込まれてしまった。。。
本日はお忙しい中、私どものためにご列席賜り、誠にありがとうございました。ささやかではございますが、感謝の気持ちを込めお礼の品をお贈りさせていただきます。 昨今、カタログギフトや焼き菓子など多種多様にございますが、謎解きが大好きな皆様が喜ぶものはなにかと考え、私たちが結婚式の準備を通して学んだ事や、皆様への感謝の気持ちを謎にしました。ぜひ最後まで楽しんで頂ければ幸いです。 未熟な二人ではありますが、今後とも末永くお付合い頂けますようお願い申し上げます。
「ねぇ。音が見えたこと、ある?」 クラシックに興味があった僕は高校で管弦楽部に入部、そこで出会った同級生とカルテット(弦楽四重奏)を結成した。演奏会に向け、思いのほかいい仕上がりではあったが、僕らにはいつも、どこかかみ合わないような空虚感があった。 練習を終えたある日のこと。幼馴染のその一言に、僕の時間が一瞬とまった。 『おとがみえる?』僕が不思議そうにしていると、普段物静かな彼女は、ゆっくりと話し始めた・・・